内科といっても、その範囲は広く、風邪や腹痛、高血圧といった身近なものから、より専門性の高い難病まで、さまざまな疾患を対象としている診療科です。具体的には臓器・疾患別に、脳神経、循環器、呼吸器、消化器、内分泌(糖尿病、甲状腺など)、腎臓病、血液(貧血、白血病など)、アレルギー・膠原病(慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)、感染症(肺炎、尿路感染症など)、等に分類されています。当院では、生活習慣病などを対象とする一般内科をはじめ、胃腸科、循環器科そして肝臓病についての専門的診療も行っています。どことなく身体の調子が悪いが、どこに行ってよいかわからない、といった場合でも当院を受診してください。あらゆる検査にて病状の原因を探ります。そして、たとえ当院では治療することができなくても、連携していただいております専門病院にて更なる精密検査を行っていただき高度専門的治療をお願いすることができます。どのような症状であっても、まずは、お気軽に当院をお尋ねください。
胃腸は、内臓の中でも消化器に分類され、食物の消化・吸収を担っている部分です。私は、永年、この消化器病(肝臓病を含む)についての研鑽を積んで参りました。当院では、食道・胃透視、注腸透視、小腸透視をはじめとしたレントゲン検査のみならず、内視鏡を用いた、食道・胃・十二指腸・大腸の精密検査を行い、潰瘍、癌などの早期発見、治療に努めております。また、消化器のひとつでありますが、人間の生命の維持にとって不可欠である、肝臓については、特に研究・治療を続けてきました。B型・C型に代表される、肝炎ウイルスによる慢性肝炎、自己免疫性肝炎、アルコール性肝炎の診断・治療、そして、肝硬変に対する保存的加療を行っております。中でも、B型慢性肝炎につきましては、抗ウイルス剤による内服治療、C型慢性肝炎では、インターフェロンと抗ウイルス剤の内服を併用した治療など最新の高度専門治療も行っております。職場検診、住民検診などで肝臓の調子が悪いという指摘を受けられましたら是非当院を受診してください。
常に患者さんを第一として治療していきます。